シリア人権監視団は、トルコがナゴルノ・カラバフ地方に派遣していたシリア人傭兵(国民軍戦闘員)のうち900人以上が、先週木曜日(11月26日)までにシリア北部のトルコ占領地域に帰還したと発表した。
同監視団によると、トルコは、ロシアに仲介によるアゼルバイジャンとアルメニアの停戦合意以降も、ナゴルノ・カラバフ地方に残留させようとしていたが、アゼルバイジャン政府が彼らの帰化を拒否したために、帰還した。
なお、ナゴルノ・カラバフ地方に派遣されたシリア人傭兵の数は2,580人に達していたが、帰還したのは今回の900人を含めて、1,242人(342人が任務を放棄して帰還していた)に達している。
また、戦闘が始まった9月27日以降に死亡したシリア人傭兵は293人、うちシリアに移送された遺体は225体。
AFP, December 2, 2020、ANHA, December 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2020、Reuters, December 2, 2020、SANA, December 2, 2020、SOHR, December 2, 2020などをもとに作成。
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