原油を積んだ米軍のタンクローリー約35輌が北・東シリア自治局の支配地域下のハサカ県からイラク領内に移動(2020年12月14日)

ハサカ県では、SANA(12月14日付)がヤアルビーヤ町一帯の住民の話として伝えたところによると、北・東シリア自治局の支配地域から、原油を積んだ米軍のタンクローリー約35輌が、違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(12月14日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるジャズラト・ブーハミード村一帯で、シリア民主軍の車列が、武装集団の襲撃を受け、兵士3人が死亡した。

一方、北・東シリア自治局の支配下にあるルワイシド村は、住民が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による犯罪行為と米軍による石油盗掘に抗議するデモを行い、ダイル・ザウル県とハサカ市を結ぶハラーフィー街道でタイヤを燃やすなどして封鎖し、抗議の意思を示した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市内で、武装集団が、内務治安部隊(アサーイシュ)の隊員の自宅を襲撃し、隊員を殺害、妻に暴行を受けて、重傷を負わせた。

AFP, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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