サウジアラビアの衛星テレビ局アラビーヤ・チャンネル(12月22日付)は、アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏の失脚が、金銭問題ではなく、同氏の政治姿勢が原因だったと伝えた。
同チャンネルがアサド大統領とマフルーフ氏の双方に近い匿名の沿岸地方筋の話として伝えたところによると、マフルーフ氏と父親でビジネスマンのムハンマド・マフルーフ氏は、アサド大統領が何らかのかたちで退任することを前提に振る舞っていたという。
同筋によると、マフルーフ氏はまた、ロシアの了承のもとにアサド大統領と直接この件について話し、その際に、自身が現状を打開するために、すべての当事者との和解を行うことができる当事者だとの立場を示していたという。
これに対して、アサド大統領は、イランをはじめとする当事者の支援を受けられなければ、マフルーフ氏の申し出に応じようとしていたという。
AFP, December 22, 2020、ANHA, December 22, 2020、Alarabia, December 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2020、Reuters, December 22, 2020、SANA, December 22, 2020、SOHR, December 22, 2020などをもとに作成。
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