イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるミラージャ村でシリア軍兵士を狙撃、1人を射殺した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、カンスフラ村を砲撃した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるガーブ平原のアムキーヤ町を砲撃した。
これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町、サルマーニーヤ村を砲撃した。
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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるクサイバ村で正体不明の武装集団が総合情報部のメンバー1人を襲撃し、射殺した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を20件(イドリブ県8件、ラタキア県7件、アレッポ県0件、ハマー県5件)確認したと発表した。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を6件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, January 1, 2021、ANHA, January 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 1, 2021、Reuters, January 1, 2021、SANA, January 1, 2021、SOHR, January 1, 2021などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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