イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカフルナブル市を砲撃した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
対するシリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、カンスフラ村を砲撃した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室とシリア軍がガーブ平原一帯で砲撃戦を行い、シリア軍兵士3人が死亡、複数人が負傷、「決戦」作戦司令室戦闘員3人が負傷した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を19件(イドリブ県7件、ラタキア県8件、アレッポ県1件、ハマー県3件)確認したと発表した。
シリア政府によると、停戦違反は15件。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, January 15, 2021、ANHA, January 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 15, 2021、Reuters, January 15, 2021、SANA, January 15, 2021、SOHR, January 15, 2021などをもとに作成。
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