ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月19日付)を公開し、1月18日に難民70人(うち女性21人、子供35人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民70人(うち女性21人、子供35人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は646,948人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者251,700人(うち女性75,659人、子ども128,098人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,726,915人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は876,228人(うち女性262,935人、子供446,589人)となった。
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一方、国内避難民38人が新たに帰宅した。
ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは9人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。
グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は9人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は67,284人(うち女性23,495人、子供27,570人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,335,880人(うち女性406,054人、子供671,336人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, January 19, 2021をもとに作成。
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