ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月7日付)を公開し、2月6日に難民73人(うち女性22人、子供37人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民73人(うち女性22人、子供37人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は648,076人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者252,828人(うち女性75,999人、子ども128,670人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,796人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は877,356人(うち女性263,275人、子供447,161人)となった。
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一方、国内避難民522人が新たに帰宅した。
ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは521人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは1人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。
グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は1人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は71,006人(うち女性25,000人、子供28,510人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,339,602人(うち女性407,559人、子供672,276人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, February 7, 2021をもとに作成。
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