ムスタファー・トゥラース元国防大臣の長男で反体制活動を続けるビジネスマンのフィラース・トゥラース氏が新党「シリア国民党」を結成し、政府支配地域で活動すると発表(2021年2月7日)

ムスタファー・トゥラース元国防大臣の長男で反体制活動を続けるビジネスマンのフィラース・トゥラース氏は、フェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/firas.tlass.9/)を通じて声明を出し、新党「シリア国民党」を結成すると発表した。

新党の結成は、諸外国における政党の活動の成否の理由に関して研究を行い、長年にわたって準備を続けてきた結果として行うもので、シリア政府の支配地域で活動を予定しているという。

トゥラース氏は、新党が、①自由、②人権、③市民権、④権利と義務における平等、⑤人道、⑥民主主義、⑦権威主義支配におけるイデオロギーの利用阻止、⑧国家の思想信条への介入阻止、⑨宗教的、文化的、民族的アイデンティティと国民アイデンティティの両立、⑩私的所有権尊重を基本理念とする、としている。

AFP, February 7, 2021、ANHA, February 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 7, 2021、Reuters, February 7, 2021、SANA, February 7, 2021、SOHR, February 7, 2021などをもとに作成。

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