新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で51人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で7人(2021年2月22日)

保健省は政府支配地域で新たに51人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者86人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、2月22日現在の同地での感染者数は計15,230人、うち死亡したのは1,001人、回復したのは9,307人となった。

SANA(2月22日付)が伝えた。

**

反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で2月22日に新たに7人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、64人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡0人、アフリーン郡6人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計21,136人、うち回復したのは18,022人、死亡したのは408人となった。

AFP, February 22, 2021、ACU, February 22, 2021、ANHA, February 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 22, 2021、Reuters, February 22, 2021、SANA, February 22, 2021、SOHR, February 22, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts