アル=カーイダ支配下のイドリブ県とトルコ占領下のアレッポ県北部で体制打倒と革命継続を訴えるデモ(2021年2月26日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市、ラーミー村、スンマーク山(ハーリム山)、サルマダー市西のアリー・ビン・アブー・ターリブ国内避難民(IDPs)キャンプ、アティマ村のIDPsキャンプで、「体制とその選挙に正統性はない」と銘打った抗議デモが発生し、体制打倒、「シリア革命」の継続、シリア軍拠点への攻撃、IDPsの帰還が訴えられた。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアアザーズ市、アフリーン市、ジンディールス町、カッバースィーン村でも同様のデモが行われ、国連安保理決議第2254号の履行、体制への制裁が訴えられた。

AFP, February 26, 2021、ANHA, February 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2021、Reuters, February 26, 2021、SANA, February 26, 2021、SOHR, February 26, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts