ロシア難民受入移送居住センター:難民48人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は650,348人に(2021年3月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月13日付)を公開し、3月12日に難民48人(うち女性15人、子供25人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民48人(うち女性15人、子供25人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は650,348人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者255,100人(うち女性76,682人、子ども129,825人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,740,681人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は879,628人(うち女性263,958人、子供448,316人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は78,830人(うち女性28,624人、子供30,007人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,347,426人(うち女性411,183人、子供673,773人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 13, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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