政府支配下のダルアー県ムザイリーブ町近郊で、シリア政府との和解に応じた元反体制武装集団司令官のアブー・ターリク・スバイヒー氏が率いる武装グループがシリア軍を要撃し、兵士21人を殺害(2021年3月16日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるムザイリーブ町近郊で、シリア政府との和解に応じた元反体制武装集団司令官のアブー・ターリク・スバイヒー氏が率いる武装グループがシリア軍第4師団と治安機関の車列を要撃し、激しい戦闘となり、シリア軍側の兵士21人が死亡、5人が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガー平原のバーラ村、スフーフン村、ファッティーラ村、カンスフラ村、バイニーン村、フライフィル村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原のアンカーウィー村一帯で交戦した。

AFP, March 16, 2021、ANHA, March 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2021、Reuters, March 16, 2021、SANA, March 16, 2021、SOHR, March 16, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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