シャーム解放機構がアレッポ県北部のキャンプでIDPs多数を拘束、女性らに暴行(2021年3月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の治安部隊が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・ナースィフ村近郊のハウラター国内避難民(IDPs)キャンプに突入し、IDPs多数を拘束、その際に妊婦や老女を含む女性らに暴行を加えた。

IDPsの拘束はキャンプ内での支援物資の配分をめぐって、IDPsと支援機関、シャーム解放機構のメンバーが口論の末に小競り合いとなったのを受けたもの。

一方、サッハーラ村では、イスラーム解放党メンバーの妻らが、シャーム解放機構に逮捕された夫の解放を求めて抗議デモを行った。

AFP, March 16, 2021、ANHA, March 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2021、Reuters, March 16, 2021、SANA, March 16, 2021、SOHR, March 16, 2021などをもとに作成。

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