ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月17日付)を公開し、3月16日に難民127人(うち女性38人、子供65人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民127人(うち女性38人、子供65人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は650,653人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者255,405人(うち女性76,774人、子ども129,981人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は879,933人(うち女性264,050人、子供448,472人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は80,008人(うち女性29,185人、子供30,239人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,348,604人(うち女性411,744人、子供674,005人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 17, 2021をもとに作成。
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