シリア政府支配下のダルアー市などで「アラブの春」波及に伴う抗議デモで最初の犠牲者が出てから10年が経ったのに合わせて抗議デモが行われる(2021年3月18日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダルアー市(ウマリー・モスク前)、ジーザ町、アルマー町などで、「アラブの春」が波及して発生した抗議デモで最初の犠牲者(マフムード・ジャワービラ氏、フサーム・アイヤーシュ氏)が出た2011年3月18日から10年が経ったのに合わせて、デモが行われ、「シリア革命」の成就と体制の打倒が訴えられた。

ジャワービラ氏とアイヤーシュ氏は2011年3月18日、ダルアー市での抗議デモを強制排除しようとした治安部隊の発砲を受けて死亡した。

AFP, March 18, 2021、ANHA, March 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2021、Reuters, March 18, 2021、SANA, March 18, 2021、SOHR, March 18, 2021などをもとに作成。

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