反体制系サイトのアイン・フラート(3月22日付)は、イランが募集し、アンサール・アッラー(いわゆるフーシー派)を支援するためにイエメンに派遣されていたシリア人戦闘員多数が帰国したと伝えた。
同サイトによると、帰国したのは「イランの民兵」の一つファーティミーユーン旅団に参加していたシリア人戦闘員45人。
イエメンでの戦闘任務を終えて、首都ダマスカスを経由し、5台の車輌に分乗してシリア政府支配下のラッカ県マアダーン町一帯に帰還したという。
また、これとは別に、ヒムス県タドムル市一帯から派遣されていた18人も帰還した。
シリア国内では、イラク人民動員隊に所属するヒズブッラー大隊とファーティミーユーン旅団が、戦闘員を募集し、イエメンに派遣しているという。
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『シャルク・アウサト』(3月22日付)は、複数の報道筋の話として、シリア政府の支配下にあるアレッポ県のアレッポ市で、イランが新たな民兵組織「イマーム・アリー大隊」の戦闘員を募集するための事務所を開設したと伝えた。
AFP, March 22, 2021、ANHA, March 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2021、Reuters, March 22, 2021、SANA, March 22, 2021、al-Sharq al-Awsat, March 22, 2021、SOHR, March 22, 2021などをもとに作成。
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