ダイル・ザウル県では、SANA(3月23日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあり、米軍が基地を設置しているCONOCOガス田近くに対して何者かが攻撃を行った。
攻撃を受け、同地に展開する米軍部隊は厳戒態勢に入り、上空にはヘリコプターが頻繁に旋回し警戒活動にあたったという。
これに関して、シリア人権監視団は、CONOCOガス田近く迫撃砲弾1発が着弾したと発表した。
ダーイシュ(イスラーム国)による砲撃か、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と有志連合の演習の流れ弾かは不明で、着弾地点は米軍基地から離れた場所だったという。
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ハサカ県では、SANA(3月23日付)によると、米主導の有志連合の大型タンクローリーなど車輌約300輌からなる車列がユーフラテス川以東地域(ジャズィーラ地方)の油田で盗掘した石油を積んで、ワリード国境通行所から約1キロの地点に設置されているマフムーディーヤ国境通行所(いずれも違法に設置)からイラク領内に出国した。
AFP, March 23, 2021、ANHA, March 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2021、Reuters, March 23, 2021、SANA, March 23, 2021、SOHR, March 23, 2021などをもとに作成。
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