イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市で、シリア政府支配地と反体制派支配地の境界への通行所設置に抗議するデモが行われた。
参加者は、通行所設置に抗議するとともに、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行を訴えた。
同様のデモは、トルコの占領下にあるアレッポ県アフリーン市近郊のジンディールス町でも行われた。
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シリア革命反体制勢力国民連立の傘下で活動する暫定内閣のアブドゥッラフマーン・ムスタファー首班は、通行所の再開についてロシアとトルコが合意したとの一部報道に関して、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/stmabdurrahman)に次のように綴り、強く否定した。
一部の情報サイトやSNSで、解放区(反体制派支配地のこと)と占領地(シリア政府支配地のこと)の間で交差点が開放されたとの不正確なニュースが流れている。だが、我々は、このニュースがまったく真実ではなく、暫定内閣が我らの祝福された革命の原則を決して放棄しせず、誇り高き私らの人民の要求から逸脱することは決してないと明言したい。
AFP, March 25, 2021、ANHA, March 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 25, 2021、Reuters, March 25, 2021、SANA, March 25, 2021、SOHR, March 25, 2021などをもとに作成。
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