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イスラエル軍がレバノン領空を侵犯し、首都ダマスカス一帯に向かってミサイル複数発を発射(2021年4月8日)

SANA(4月8日付)によると、イスラエル軍が未明(0時56分)、レバノン領空を侵犯し、首都ダマスカス一帯に向かってミサイル複数発を発射、シリア軍防空部隊が迎撃し、これを撃破した。

この爆撃で、兵士4人が負傷、若干の物的被害が出た。

これを受けて、外務在外居住者省は声明を出し、国連安保理に対して、イスラエルの再三にわたるシリア領内への攻撃を阻止するため、即時に断固たる措置を講じるよう求めるとともに、シリア、パレスチナ両国民への権利を侵害する占領国(イスラエル)のテロと犯罪を処罰する必要があると強調した。

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シリア人権監視団によると、攻撃により、ダマスカス郊外県ディーマース町近郊にあるレバノンのヒズブッラーが使用すると思われる武器弾薬庫1カ所が破壊され、3人が死亡した。

3人の国籍は不明。

AFP, April 8, 2021、ANHA, April 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2021、Reuters, April 8, 2021、SANA, April 8, 2021、SOHR, April 8, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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