ロシア難民受入移送居住センター:難民234人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は655,858人に(2021年4月11日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月11日付)を公開し、4月10日に難民234人(うち女性70人、子供119人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民234人(うち女性70人、子供119人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は655,858人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者260,610人(うち女性78,339人、子ども132,635人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,753,010人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は885,138人(うち女性265,615人、子供451,126人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,168人(うち女性31,533人、子供31,297人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,764人(うち女性414,092人、子供675,063人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 11, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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