シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構は、世界報道自由デー(5月3日)に合わせて声明を出し、「イドリブ県の「解放区」における報道の自由はシリアのそれ以外の地域とは比べものにならない」と主張した。
声明の骨子は以下の通り:
今日、私たちは世界報道自由デーの記念日を迎えている。我々はこの日に、誇り高き革命に寄り添い、暴君である父子の時代のメディアと報道の現状を顧み、記憶にとどめたい。専制政治が支配し、体制を支持する声のみがあげられ、自由な意見が発せられる余地はまったく与えられなかった。
アッラーの恵みにより、「シリア革命」は10年間にいくつもの成果を上げ、真実の声があげ、不正と侵略に勝利した。「解放区」は、何十年にもわたる占領と抑圧を経て自由と尊厳の時代を迎えた。そこで人々は、自らの財産、子供たちの安全を得て、尊厳に満ちた寛容なる法が支配することになった。
イドリブ県の「解放区」における報道の自由は、シリアのその他の地域とは比べものにならない。
AFP, May 4, 2021、ANHA, May 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 4, 2021、Reuters, May 4, 2021、SANA, May 4, 2021、SOHR, May 4, 2021などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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