「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県でトルコ軍の車列の通過に合わせて爆弾が爆発する一方、トルコ軍憲兵隊が国境近くで住民に向けて発砲、1人殺害(2021年5月7日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアッラトミスリーン市郊外のラーム・ハムダーン村に至る交差点で、トルコ軍の車列の通過に合わせて、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発、その後銃声が聞こえた。

事件直後、現場には救急車輌が急行、負傷者を搬送したと思われる。

一方、トルコ軍憲兵隊が5月6日深夜、ダルクーシュ町北の国境沿いに流れるアースィー川(オロンテス川)で漁をしていた住民2人に向けて発砲、1人が死亡し、1人が負傷した。

AFP, May 7, 2021、ANHA, May 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2021、Reuters, May 7, 2021、SANA, May 7, 2021、SOHR, May 7, 2021などをもとに作成。

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