ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月12日付)を公開し、5月11日に難民275人(うち女性83人、子供140人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民275人(うち女性83人、子供140人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は664,779人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者269,531人(うち女性81,016人、子ども137,187人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,749,518人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は894,059人(うち女性268,292人、子供455,678人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は86,043人(うち女性31,930人、子供31,449人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,354,639人(うち女性414,489人、子供675,125人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, May 12, 2021をもとに作成。
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