アサド大統領はシリアを訪問したイランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣と首都ダマスカスで会談した。
SANA(5月12日付)によると、会談では、経済などさまざまな分野での連携強化の方途、制憲委員会(憲法制定委員会)の活動の進捗、米国とトルコの違法な占領、「テロとの戦い」、イスラエルによるパレスチナ領内での侵犯行為などについて意見が交わされた。
会談には、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府特別顧問、バッシャール・ジャアファリー外務在外居住者副大臣、ルーナ・シブル大統領府特別顧問らが同席した。
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ザリーフ外務大臣はまた、ミクダード外務在外居住者大臣と個別に会談を行い、パレスチナ情勢、イラン核合意などについて意見を交わした。
ミクダード外務在外居住者大臣は、イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣との会談後、記者団らから駐シリア・サウジアラビア大使館の再開について質問され、「大使館についてはサウジ人に訊いてください」と答えた。
一方、ザリーフ外務大臣は、アレッポ市にイラン領事館を新設すると発表した。
AFP, May 12, 2021、ANHA, May 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2021、Reuters, May 12, 2021、SANA, May 12, 2021、SOHR, May 12, 2021などをもとに作成。
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