反体制系サイトのシリア・テレビ(5月21日付)などは、フランスで亡命生活を送るアサド大統領のおじ(ハーフィズ・アサド前大統領の弟)リフアト・アサド元副大統領が、大統領選挙の在外投票を行うためにパリにあるシリア大使館を訪れたと伝え、その様子を撮影した映像や写真を公開した。
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これを受けて、シリアにとどまっている唯一の息子のドゥライド・アサド氏は、フェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/Doureidalassad)に以下のように綴った。
あなたがその柱を作ったシリアに賛成。
英雄であるシリア・アラブ軍に賛成。
偉大なるシリア国民に賛成。
義しきシリアの殉教者にお慈悲を。
臆病者どもの目は眠らない。
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その10分後、欧州で活動するリフアト市の長男のフィラース・アサド氏はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/FirasAlassad66/)に以下のような批判的な書き込みを行った。
今日…
リフアト・アサド博士はパリからバッシャール・アサド博士に投票している。
独裁者が独裁者を選ぶ…。アサドのシリアにおける民主主義について撮影できる最高の写真だ。
AFP, May 21, 2021、ANHA, May 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2021、Reuters, May 21, 2021、SANA, May 21, 2021、SOHR, May 21, 2021、Syria TV, May 21, 2021などをもとに作成。
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ナハールネット(11月21日付…
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