ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるヒルバト・カイス村でシリア軍第4師団の兵士1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がザーウィヤ山地方の支配地境界線一帯で砲撃戦を行った。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を43件(イドリブ県23件、ラタキア県12件、アレッポ県2件、ハマー県6件)確認したと発表した。
シリア政府によると、停戦違反は38件。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を28件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, May 28, 2021、ANHA, May 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 28, 2021、Reuters, May 28, 2021、SANA, May 28, 2021、SOHR, May 28, 2021などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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