日本の茂木敏充外務大臣は、定例記者会見で、シリアでの大統領選挙についての日本政府の立場を質問されたことを受けて次のように述べた。
新憲法下での自由で公正な選挙実施を支持する安保理決議第2254号と相容れないものである。
シリア危機の政治的解決を実現するために、大統領選挙はすべてのシリア人の参加を得た上で国際社会の理解が得られる形で行われるべきだ。それが日本の立場だ。
日本は、累次にわたってシリア政府に建設的な対応を働きかけてきた。
こうしたなか、シリア政府による建設的な対応は何ら見られておらず、かつシリア全土で停戦も実現しておらず、政治プロセスの進展もない。遺憾であり、日本政府として懸念している。
AFP, June 1, 2021、ANHA, June 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2021、Reuters, June 1, 2021、SANA, June 1, 2021、SOHR, June 1, 2021などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…