新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で20人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で185人(2021年6月6日)

保健省は政府支配地域で新たに20人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者5人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、6月6日現在の同地での感染者数は計24,659人、うち死亡したのは1,793人、回復したのは21,635人となった。

SANA(6月6日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で6月6日に新たに185人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、142人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡4人、イドリブ郡19人、ハーリム郡56人、アリーハー郡8人、アレッポ県スィムアーン山郡1人、ジャラーブルス郡11人、バーブ郡28人、アフリーン郡26人、アアザーズ郡32人。

これにより、同地での感染者数は計24,165人、うち回復したのは20,978人、死亡したのは680人となった。

AFP, June 6, 2021、ACU, June 6, 2021、ANHA, June 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 6, 2021、Reuters, June 6, 2021、SANA, June 6, 2021、SOHR, June 6, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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