ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月27日付)を公開し、6月26日に難民324人(うち女性97人、子供165人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民324人(うち女性97人、子供165人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は678,793人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者283,545人(うち女性85,221人、子ども144,333人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,762,712人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は908,073人(うち女性272,497人、子供462,824人)となった。
**
一方、国内避難民424人が新たに帰宅した。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は90,887人(うち女性33,967人、子供32,351人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,359,483人(うち女性416,526人、子供676,117人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, June 27, 2021をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…