ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、シリアを訪問した中国の王毅外交部長を代表とする使節団と政治・経済会合を開催し、両国共通の関心事について意見を交わした。
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会談には、バッシャール・ジャアファリー副大臣、ラドワーン・ルトフィー・アジア局長らが同席した。
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SANA(7月17日付)によると、会談でミクダード外務在外居住者大臣は、「テロとの戦い」、経済開発、国際社会での政治的連携などシリアと中国の協力関係の基軸について説明、両国が西側諸国による一方的制裁措置を拒否していることを評価、中国によるシリアへの支援に謝意を示した。
また、外交関係65周年を迎えた両国関係が日々、深まり特別なものとなっていると強調した。
これに対して、王外交部長は、両国の支援・協力関係が外交関係樹立以来の伝統だとしたうえで、シリアの主権、独立、領土の一体性を尊重するために取り組む姿勢を明示、今後さらなる関係の強化が見られると述べた。
一方、国家計画国際協力委員会のイマード・サーブーニー委員長は、両国の経済協力の見通しについて中国側と協議し、両国合同委員会会合開催の準備を行っていることを明らかにした。
ラーニヤ・アフマド経済対外通商大臣次官は、両国通商関係の規模についてのデータを示したうえで、両国の経済・通商面での協力、復興支援の可能性について明示した。
会談後、ミクダード外務在外居住者大臣と王外交部長は、両国の経済技術協力協定の署名式に出席した。
AFP, July 17, 2021、ANHA, July 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 17, 2021、Reuters, July 17, 2021、SANA, July 17, 2021、SOHR, July 17, 2021などをもとに作成。
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