シーア派が住む政府支配下のアレッポ県ヌッブル市がトルコ占領地から砲撃を受け女性1人死亡するなか、トルコのソイル内務大臣が占領下のアフリーン市、アアザーズ市を訪問(2021年7月20日)

アレッポ県では、SANA(7月20日付)によると、「テロ組織」がシリア政府の支配下にある県北部のヌッブル市を砲撃し、女性1人が死亡、女児1人が負傷した。

ANHA(7月20日付)によると、砲撃を行ったのは、アフリーン市一帯を占領するトルコ軍とその「傭兵」(シリア国民軍)で、ヌッブル市に加えてザフラー町も標的となり、女性1人と子供2人が負傷した。

一方、トルコのシュレイマン・ソイル内務大臣が、トルコが占領下に置くアレッポ県北部に不法入国し、いわゆる「オリーブの枝」地域の中心都市のアフリーン市と「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つアアザーズ市にある内務治安部隊や警察の施設を訪問した。

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ラッカ県では、ANHA(7月20日付)によると、トルコ軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるM5高速道路のアイン・イーサー市・フーシャーン村間一帯を砲撃した。

シリア人権監視団によると、この砲撃で、住民1人が死亡、3人が負傷した。

AFP, July 20, 2021、ANHA, July 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 20, 2021、Reuters, July 20, 2021、SANA, July 20, 2021、SOHR, July 20, 2021などをもとに作成。

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