ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月31日付)を公開し、7月30日に難民296人(うち女性88人、子供151人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民296人(うち女性88人、子供151人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は689,225人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者293,977人(うち女性88,354人、子ども149,650人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,773,175人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は918,505人(うち女性275,630人、子供468,141人)となった。
**
一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は94,676人(うち女性35,867人、子供32,848人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,363,272人(うち女性418,426人、子供676,614人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, July 31, 2021をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
イドリブ県では、テレグラムの「…
イランを訪問中のバッサーム・サ…