新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で9人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で15人(2021年7月31日)

保健省は政府支配地域で新たに9人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者7人が完治し、1人が死亡したと発表した。

これにより、7月31日現在の同地での感染者数は計25,963人、うち死亡したのは1,914人、回復したのは21,987人となった。

SANA(7月31日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で7月31日に新たに15人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、9人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡3人、ハーリム郡1人、アリーハー郡1人、アレッポ県スィムアーン山郡2人、ジャラーブルス郡3人、バーブ郡0人、アフリーン郡5人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計26,432人、うち回復したのは23,233人、死亡したのは722人となった。

AFP, July 31, 2021、ACU, July 31, 2021、ANHA, July 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2021、Reuters, July 31, 2021、SANA, July 31, 2021、SOHR, July 31, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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