イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ウズベク人戦闘員がシリア政府の支配下にあるハントゥーティーン村のシリア軍拠点複数カ所に対して特攻自爆(インギマースィー)攻撃を行い、戦闘員4人が死亡した。
またこの攻撃でシリア軍兵士6人も死亡した。
イナブ・バラディー(8月6日付)は、シャーム解放機構に近いテレグラムの複数のアカウントに、作戦はシャーム解放機構によって実行されたとの書き込みがあると伝えた。
一方、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、フライフィル村、カンスフラ村一帯、ファッティーラ村、スフーフン村を砲撃した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のフマイマート村、クライディーン村などを砲撃した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・ヌーラーン村一帯を砲撃した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を24件(イドリブ県14件、ラタキア県5件、アレッポ県2件、ハマー県3件)確認したと発表した。
シリア政府によると、停戦違反は20件。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を13件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, August 6, 2021、ANHA, August 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2021、‘Inab Baladi, August 6, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 6, 2021、Reuters, August 6, 2021、SANA, August 6, 2021、SOHR, August 6, 2021などをもとに作成。
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