シリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーの対立が続くダルアー県で戦闘が続く(2021年8月10日)

ダルアー県では、シリア人権監視団、HFL(8月10日付)によると、シリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーの対立が続くなか、正体不明の武装集団がナワー市の治安厳戒地区内にあるナワー郡行政局をRPG弾などで攻撃した。

シャイフ・マスキーン市でも、9日深夜から10日未明にかけて正体不明の武装集団がシリア軍の検問所を襲撃したが、シリア軍がこれを撃退した。

さらに、ウンム・マヤーズィン町、ヌアイマ村でも、シリア軍が正体不明の武装集団と交戦した。

これに対して、シリア軍第4師団は、ダルアー市ダルアー・バラド地区、ウンム・マヤースィン町への砲撃を続けた。

AFP, August 10, 2021、ANHA, August 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2021、HFL, August 10, 2021、Reuters, August 10, 2021、SANA, August 10, 2021、SOHR, August 10, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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