ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるバルザ村を砲撃し、住民1人が死亡した。
シリア軍はまた、トゥッファーヒーヤ村、カッバーナ村一帯を砲撃した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が県南部のシリア政府支配地域を砲撃、シリア軍兵士1人が死亡した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
これに対して、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村を砲撃し、住民1人が負傷した。
シリア軍はまた、ザーウィヤ山地方のバイニーン村、マアッルザーフ町を砲撃した。
一方、同地上空で偵察活動をしていたロシア軍の無人航空機(ドローン)が墜落した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・ヌーラーン村を砲撃し、住民1人が負傷した。
シリア軍はまた、カフルタアール村、カフル・ニウマ村を砲撃した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を27件(イドリブ県14件、ラタキア県5件、アレッポ県4件、ハマー県4件)確認したと発表した。
シリア政府によると、停戦違反は20件。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を12件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, August 11, 2021、ANHA, August 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 11, 2021、Reuters, August 11, 2021、SANA, August 11, 2021、SOHR, August 11, 2021などをもとに作成。
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