ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーとの対立が続くなか、武装集団がサナマイン市で女性1人を銃で撃ち殺害、シャイフ・マスキーン市でシリア軍第4師団の兵士を暗殺した。
武装集団はまた、サイダー町にあるシリア軍の検問所をRPG弾で攻撃した。
一方、シリア軍はタファス市一帯を砲撃した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマシューン村とマルイヤーン村の間にある住宅を地対地ミサイルで攻撃した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
シリア軍はまたザーウィヤ山地方で「決戦」作戦司令室と交戦した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町、カーヒラ村を砲撃した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を23件(イドリブ県11件、ラタキア県5件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。
シリア政府によると、停戦違反は20件。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を8件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, August 16, 2021、ANHA, August 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 16, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 16, 2021、Reuters, August 16, 2021、SANA, August 16, 2021、SOHR, August 16, 2021などをもとに作成。
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