イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるミラージャ村を砲撃し、シリア軍兵士2人が死亡した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
一方、ロシア軍戦闘機1機が、「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・ミード村一帯を4回にわたって爆撃した。
**
ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を23件(イドリブ県13件、ラタキア県4件、アレッポ県5件、ハマー県4件)確認したと発表した。
シリア政府によると、停戦違反は20件。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を15件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, August 24, 2021、ANHA, August 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 24, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 24, 2021、Reuters, August 24, 2021、SANA, August 24, 2021、SOHR, August 24, 2021などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…