ヒムス県では、内務省によると、午前8時半頃、タッルカラフ市近郊のハジャル・アブヤド村出身のJ.Sh.被告に対する判決を不服として、その家族がヒムス市とタルトゥース県タルトゥース市を結ぶ国際幹線道路に集まっていると発表、タッルカラフ郡の治安維持部隊、警察、交通課職員を派遣、事態に対処し、午前10時頃までに事態を収拾し、街道を再開、違反者に法的措置を講じたと発表した。
これに関して、ヒムス県のバッサーム・マムドゥーフ・バールスィーク県知事も、抗議デモにより、ザーラ橋地点で寸断されていた国際幹線道路が再開されたと発表した。
SANA(10月4日付)が伝えた。
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シリア人権監視団によると、死刑判決を受けた被告はシリア軍兵士。
2011年11月に他の3人とともに、ヒムス市のパン製造配給局長と護衛らをヒムス市とタルトゥース市を結ぶ国際幹線道路で殺害した。
被告の家族ら「親体制派」は、路上でタイヤを燃やすなどして道路を寸断、過去10年間で数千というシリア軍将兵を殺害したテロリストが免罪されているなかで、被告に死刑判決を受けることは不当だと訴えた。
AFP, October 4, 2021、ANHA, October 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2021、Reuters, October 4, 2021、SANA, October 4, 2021、SOHR, October 4, 2021などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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