ロシア難民受入移送居住センター:難民379人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は709,568人に(2021年10月5日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月4日に難民379人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民332人(うち女性85人、子供145人)、ヨルダンから帰国したのは47人(うち女性14人、子供24人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は709,568人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者313,893人(うち女性94,334人、子ども159,803人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,675人(うち女性118,746人、子ども201,787人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,800,865人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は938,848人(うち女性281,738人、子供478,512人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は101,792人(うち女性39,394人、子供33,547人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,370,388人(うち女性421,953人、子供677,313人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 5, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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