ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月5日に難民366人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民314人(うち女性94人、子供160人)、ヨルダンから帰国したのは52人(うち女性16人、子供27人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は709,934人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者314,207人(うち女性94,428人、子ども159,963人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,727人(うち女性118,762人、子ども201,814人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,800,865人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は939,214人(うち女性281,848人、子供478,699人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は101,792人(うち女性39,394人、子供33,547人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,370,388人(うち女性421,953人、子供677,313人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, October 6, 2021をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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