ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月7日に難民390人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民357人(うち女性107人、子供182人)、ヨルダンから帰国したのは33人(うち女性10人、子供17人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は710,687人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者314,888人(うち女性94,632人、子ども160,310人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,799人(うち女性118,784人、子ども201,851人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,800,865人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は939,967人(うち女性282,074人、子供479,083人)となった。
**
一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は101,792人(うち女性39,394人、子供33,547人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,370,388人(うち女性421,953人、子供677,313人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, October 8, 2021をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア当事者和解調整センターの…
ロシア当事者和解調整センターの…
イエメンのアンサール・アッラー…