ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月21日に難民309人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民287人(うち女性87人、子供147人)、ヨルダンから帰国したのは22人(うち女性7人、子供11人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は715,270人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者319,134人(うち女性95,907人、子ども162,476人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,136人(うち女性118,888人、子ども202,023人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,808,246人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は944,550人(うち女性283,453人、子供481,421人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は103,361人(うち女性40,143人、子供33,758人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,371,957人(うち女性422,702人、子供677,524人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, October 22, 2021をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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