ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月31日に難民289人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民268人(うち女性80人、子供137人)、ヨルダンから帰国したのは21人(うち女性6人、子供11人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は718,401人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者322,109人(うち女性96,802人、子ども163,993人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,292人(うち女性118,934人、子ども202,104人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,813,318人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は947,681人(うち女性284,394人、子供483,019人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は103,935人(うち女性40,440人、子供33,830人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,372,531人(うち女性422,999人、子供677,596人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, November 1, 2021をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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