SANA(11月8日付)は、軍筋の話として、イスラエル軍が午後7時16分、レバノンの首都ベイルート北の領空を侵犯し、同上空から、シリア沿岸部および中部に対してミサイル攻撃を発射、シリア軍防空部隊がこれを迎撃し、そのほとんどを撃破するも、兵士2人が負傷、若干の物的被害が出たと伝えた。
**
シリア人権監視団によると、このミサイル攻撃によると思われる爆発が、タルトゥース県内のシリア軍基地で発生し、シリア軍兵士多数が負傷、またヒムス県、タルトゥース県の複数カ所で火災が発生した。
**
一方、ナシュラ(11月9日付)によると、レバノンのベカーア県ヘルメル郡のサフラート・マー町にシリア軍が発射したミサイルの残骸が落下し、民家複数棟が被害を受け、女性1人が負傷した。
AFP, November 8, 2021、ANHA, November 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 8, 2021、Elnashra, November 9, 2021、Reuters, November 8, 2021、SANA, November 8, 2021、SOHR, November 8, 2021などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…