レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、イマーム・マフディー学校での殉教者サイイド・バーキル・サドル記念講堂開設祝典に合わせてテレビ演説を行い、そのなかで11月10日のアブドゥッラー・ビン・ザーイドUAE外務大臣のシリアへの公式訪問とアサド大統領との会談に関して、アラブ諸国がシリアの勝利を承認したことを意味すると述べた。
ナスルッラー書記長の発言内容は以下の通り。
タクフィール主義テロをこの地域で使用する米国の計略に対する対決において、我々は戦いに勝利した。数週間前、バッシャール・アサド大統領閣下が行ったアラブ諸国の国王や首脳との電話会談でそれは宣言された。数日前、UAEの外務大臣がダマスカスを訪れた。もちろん、多くの人々がこれにコメントし、検討を加えた。誰もが分析することが可能だ。だが、それはアラブ諸国がシリアの勝利を承認したのに等しい。アラブ諸国が数百ドルを費やした計略の敗北を承認したのに等しい。この訪問は敗北宣言だ。
AFP, November 11, 2021、ANHA, November 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 11, 2021、Qanat al-Manar, November 11, 2021、Reuters, November 11, 2021、SANA, November 11, 2021、SOHR, November 11, 2021などをもとに作成。
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