ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、11月11日に難民322人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民309人(うち女性93人、子供157人)、ヨルダンから帰国したのは13人(うち女性4人、子供7人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は721,849人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者325,388人(うち女性97,789人、子ども165,662人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,461人(うち女性118,985人、子ども202,192人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,813,318人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は951,129人(うち女性285,432人、子供484,776人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は104,766人(うち女性40,928人、子供33,930人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,373,362人(うち女性423,487人、子供677,696人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, November 12, 2021をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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