ロシア難民受入移送居住センター:難民261人と国内避難民(IDPs)230人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は722,422人、2019年以降帰還したIDPsは104,996人に(2021年11月14日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、11月13日に難民261人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民251人(うち女性75人、子供128人)、ヨルダンから帰国したのは10人(うち女性3人、子供5人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は722,422人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者325,944人(うち女性97,956人、子ども165,945人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,478人(うち女性118,990人、子ども202,201人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,813,318人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は951,702人(うち女性285,604人、子供485,068人)となった。

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一方、国内避難民230人が新たに帰宅した。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は104,996人(うち女性41,053人、子供33,950人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,373,592人(うち女性423,612人、子供677,716人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 14, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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