ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、11月21日に難民319人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民307人(うち女性92人、子供157人)、ヨルダンから帰国したのは12人(うち女性4人、子供6人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は724,893人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者328,287人(うち女性98,658人、子ども167,141人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,606人(うち女性119,030人、子ども202,268人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,815,643人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は954,173人(うち女性286,346人、子供486,331人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,527人(うち女性41,245人、子供33,987人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,123人(うち女性423,804人、子供677,753人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, November 22, 2021をもとに作成。
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