ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月1日に難民321人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民311人(うち女性93人、子供158人)、ヨルダンから帰国したのは10人(うち女性3人、子供5人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は727,886人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者331,154人(うち女性99,519人、子ども168,603人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,732人(うち女性119,067人、子ども202,333人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,820,422人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は957,166人(うち女性287,244人、子供487,585人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,530人(うち女性41,354人、子供34,008人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,126人(うち女性423,913人、子供677,774人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, December 2, 2021をもとに作成。
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